主宰者雑感
2002年前半
3月25日

いわき抜かれる?

2003年4月に静岡市と清水市が対等合併して発生する「静岡市」が、 今まで全国で一番広い面積を持つ都市だったいわき市(1231.13km2:およそ364,000人)を抜いてトップに躍り出るそうな。(1373.79km2:およそ706,000人) しかも、合併後2年で政令市に移行するとか。

ここまで大きな面積を一つにすれば、 そりゃ人口的には政令市への移行も実現可能なのかもしれませんが、 じゃぁ、全国どこの地域でも、 これぐらいの面積規模で合併すれば政令市になれるのではないでしょうか。 というのが素朴な感想です。 かつて「産業が集中していない」とかのいいがかりをつけられて政令市になれなかった堺市(136.79km2:およそ787,000人)はどのように受けとめるのか興味があるところです。 (仙台(783.54km2:およそ981,000人)が政令市になった頃だったような。)

最近は政令市が陳腐化してきているように感じます。 多くの自治体が合併によって大規模化して人口を増やして、 政令市になろうとするからですが、 そうすると、従来の政令市の心境も穏やかではないでしょう。(同等の扱いはプライドが許さない?) そこで、大阪のように、 「大阪都」(大阪府と大阪市を合併して特別区化:大阪府知事が提唱、 大阪市長が反発)や特別市化(大阪市を大阪府から独立させる)などの手口が財界や知事などから主張されています。 (別に政令市の陳腐化が原因ではなく、二重行政など財政的な諸問題から。というのが大義名分。)

さらに広域合併の話は、 東海圏では岐阜・三重・愛知の合併道州制移行論、 同様に南関東でも新型東京都(神奈川・東京・埼玉・千葉などの広域行政。反発も。)論などが出てきています。

さて、せっかくですから、 モノカルチャーと言われようが、 なんと言われようが、 参考までに奈良県の合併話について触れます。

奈良の都

2001年11月6日付けの更新で、 奈良県北西部の7町合併について触れました。 ここでは、現状の「21世紀・太子の都(さと)づくり推進協議会」(2月結成)による合併と、 安堵町が大和郡山市に編入、平群町が生駒市に編入して、 「好きもん同士」で合併する別案を書きました。 そして、平群町が生駒市に編入することで、 生駒市が橿原市を抜いて県内で奈良市に次ぐ人口規模になる点と、 平群を除いて生駒郡と北葛城郡の王寺・河合・上牧を合併させても橿原市の人口に及ばない点を指摘し、 平群がどちらに付くかによって、 県内での第二位の都市が分かれるということを述べました。 (平群は公明党のような存在)

今回は、局地的な合併話ではなく、 全県的な合併話にまで発展させてみます。

まずは、奈良県の地図を参照していただきましょう。

奈良県の県面積の78%が森林です。 大台ヶ原をはじめとして、 大阪のベッドタウンとしてそれなりの規模で人が移住できるような環境ではありません。 人口およそ144万8000人中、およそ120万人が県の北西部に集中しています。 それが、地図上ではおよそ桜井市より北西地域にあたります。 この北西部ではご覧いただいて分かるように、 今まで奈良県の保守的な文化のためか、 合併市制などが進んでいなかったので、 町が多く存在しています。

現在、その町相互間で合併の話が出ています。 しかし、奈良県の保守的な文化ゆえに、 なかなか話がまとまっていないのが実情です。 過去に触れたか否かは記憶にありませんが、 電話番号の市外局番変更(市外局番と市内局番の区切りの変更にとどまる)についても、 他の地域では地元が桁番変更や局番変更の推進運動をするぐらいであるにもかかわらず、 現状維持の反対決議をされるような文化です。(田原本町が市外局番5桁を死守)

奈良県のこのような現実の中で、 合併話で極端ではあるものの、 意外と非現実的ではない小話を紹介してみます。

その極端な合併論というのは、 所詮は山に囲まれた盆地の中の自治体同士ということで、 ベッドタウン地域を全域合併させてしまおうというもの。 「あのマチが入るなら反対だ」「ウチ(市町村)にとってメリットはない」などのケツの穴の小さいことを言っていてはいけません。 目くそ鼻くそ、同じ「奈良府民」として大阪の経済に貢献している同胞ではありませぬか。 ぱぁーッと一気に合併させてしまいましょうや。
県外就業率が全国で1位。 県人口の32.65%が県外に就業している。(Excel形式) 県外就業者のほとんどが大阪府(京都府を含む解釈もある)に流れ出ることから、 「奈良府民」の異名を持つ。 なお、奈良県での県外就業率は、 1995年11月4日の朝日新聞奈良版に掲載された記事によると、 1965年から年々増加しているとのこと。
そこで、 おおざっぱに合併させる地域を考えてみました。 判断基準として、ベッドタウンの要素がより強く、 第三次産業の従事割合が60%を超える地区を選択しています。 ただし、大淀町などのように第三次産業従事割合が60%を超えていても、 属する行政区分が別の文化圏(吉野郡)である場合は選外となっています。

生駒市−奈良市−天理市−桜井市−橿原市−新庄町−平群町で囲まれる全域 (地図上では黄色、水色の地域)
奈良合併絵図 4.88KB gif 256色
生駒市・奈良市・平群町・斑鳩町・大和郡山市・天理市・ 三郷町・安堵町・王寺町・上牧町・河合町・川西町・ 三宅町・香芝市・広陵町・田原本町・ 當麻町・大和高田市・橿原市(明日香村・高取町)・桜井市・ 新庄町(Excel形式データ

なお、高市郡高取町および明日香村については、 橿原市と密接な関係にあり、 また、高市郡が橿原市へ編入される話があることから、 橿原市と同等の扱いとした。
地図作製

さて、地図上で黄色や水色に塗られた全23市町村を合併させると、 総面積は 776.72km/2 となります。 そして、人口はおよそ123万人となります。 この手口で奈良県にも100万都市が発生するわけです。

大量合併すればそりゃどこだって100万都市になれるのですが、 今回の奈良県での合併は、 細々とある意味不当に小規模な町村が現体制を死守し続けてきたことに対する総決算で、 面積を見ても、 (新)静岡市(1373.79km2:およそ70万人)がいわき市(1231.13km2:およそ36万人)を抜くような面積上の大規模さはなく、 むしろ、総面積 783.54km/2 で人口およそ101万人仙台市や、 同じく総面積 741.75km/2 で人口およそ113万人広島市、 同じく総面積 1121.21km2 で人口およそ181万人札幌市のそれぞれの政令市に比べて遜色ないと思われます。

政令指定都市(政令市)とは?
堺市(大阪府)
さいたま市に編入したい上尾市(埼玉県)

さて、奈良での合併が実現し、政令市へ移行したとすれば、 奈良県は123万人都市とその残り21万人市町村地域になります。 合併新市の人口割合が極端に多い状態となります。 政令市は県並みの扱いを受けることになりますが、 ここまで人口の割合が偏ると、 奈良県そのものを改造したくなります。 そうです。昨今、大阪府の太田知事が主張している大阪府と大阪市を合併させる「大阪都構想」、 また、1943年の東京府と東京市の合併のような合併です。

これで久々に奈良の都が復活です。

さらに、せっかくですから、 大阪府と奈良県も合併させて、 産業区域と文化・居住区域を特色とした異色都市をめざすとか、 さらに、ここまで来たら、 神戸も、京都も近隣総合併、道州制へ移行でしょうか...

・・・とまぁ、最近は地方自治について妙に興味を持ってあれこれと調べたりしているわけです。 もちろん、メリット、デメリットがありますので簡単に「総合併」というわけにはいきません。 さらに注目していきたいと思います。
3月19日

再びいわきへ

3月の初め頃、 昨年の9月に引き続き福島県いわき市までツーリングに行きました。 今回は気合いを入れてデジタルカメラを持っていったものの、 現地に着くやバッテリー切れですわ。 結局、海の写真数枚のみ撮影したにとどまりました。

ところで、今回初めて新しいバイクでロングツーリングに行ったわけですが、 以前の Bandit 250 に比べて乗りやすい乗りやすい。 疲労度がまったく違います。 余裕の運転ができました。 しかし、パワーゆえにオーバースピード気味で、 意外と速度が出ていないようで出ていたことには驚きでした。 Bandit で実験的に瞬間時速160キロ運転をしたときに、 「もうたくさん」と思った恐怖感は CBR ではまったく感じられません。 それどころか、時速160キロ運転は余裕の域内でした。 CBR でも実験的に最高速度の実験をしてみましたが、 時速200キロ(推定※)運転が Bandit の160キロ運転より余裕でできた模様です。 ちなみに、実験路線は3車線中、 左の「いわゆる」走行車線と文字通り追い越し車線がともに時速100キロ以上で走行することが常識と思しき常○道で行いました。 メーターが振り切ったあたりでリミッターがかかってしまい、 バイクの限界を知ることはできませんでしたが、 新幹線並みの速度は必要ないので実験はこれまでです。

常磐道は他のいわゆる高速道路に比べて随分と個性豊かな路線であるように感じました。 やりたい放題が通用するというイメージです。 交通量が少ない割に3車線(一部区間を除く)持っているが故の文化でしょうか。 負けない文化は我が奈良県と大阪をつなぐ西名阪道の朝でしょうか。 路肩も立派な車線でしたから。

ちなみに、僕自身随分とハードな運転を常時しているようなイメージを持たれるかもしれませんが、 常時安全運転です。 路肩走行もしませんし、 一般道路でのすり抜けも基本的に好みません。 たまに、実験をする程度でしょうか。 その実験をここで暴露するので、 変なイメージを持たれるのでしょう。(つづく)
※僕のバイクのメータは180キロまでしか数値が示されていないが、 別のバイク(イタ...仕様)のメータで時速200キロ以上出ていたと推定された。 しかし、メーターは速度が上がるほど不正確なのでおよそ時速200キロということで。
オークション

不要物件を根こそぎ処分するために、 参加費を渋々支払ってオークションに復帰しました。 電話関係の貴重と思しき物件を数点出品しましたが、 出品方法とオークション開催期間の設定ミスから、 盛り上がることもなく、 非常に低額なまま終了しました。 10キログラム〜16キログラムの物件を数点、 送料込みで出したため、 コストの回収すらできていない状態です。 しかも、なぜか、取引先はおもしろいほど遠方ばかりなのが不思議です。 北海道はダントツで多いです。 (奈良県からゆうパックを差し出す場合、 数少ない第四地帯となる。
2月27日

おもしろい検査

何のことはない、 会計検査院決算検査報告ですが、 これでは姑も真っ青ですな。 楽しそうなお仕事ですこと...

細かいことまでよく調べて指摘なさる。 しかし、お説ごもっとも。 興味深く拝見させて頂いたのは次の検査。
交換機等を設置している局舎6,882箇所における低圧電力の電気需給契約(平成8年度)
なるほど。お説ごもっとも。「電気(代)を大切にね」

遠隔加入者収容モジュール...(平成10年度)
RSBM まで解説してくださって。なんてお暇研究熱心なんでしょ。
あなたのマチでは ADSL が使えるはずなのに「ADSL が使えないと言われてしまった!」と不満がるアナタ! 「ナウい」光ファイバーを使った RSBM のせいなんですよ! でもお友だちにいってあげましょ! 「ウチは FTTC(Fiber to the curb)なんだ!」って。


国際電信電話株式会社に対し物品を無償で譲渡したもの(昭和27年度)
うーん。国際部門がまだ分離される前の問題ですな。 国際電話の老舗は元電電公社(電気通信省)だった国際電信電話株式会社(KDD)のはずなのに、 なんでマイラインでの国際部門はこの分野では「新電電」の NTT コミュニケーションズが首位なんや!

市内交換機設備の設置及び...
ステップバイステップ交換機末期ですな。ちょうど全国の電話交換が自動化した年(1979:昭和54年)の会計検査です。 この時代はクロスバー交換機全盛期で、 国鉄103系のように大量導入期でした。 一方で、電子交換機の導入も大都市で進行しており、 この段階では将来の主力交換機は電子交換機になる予定でした。 ところが、電子交換機への期待は長くは続かず、 ディジタル交換機が従来の電磁的交換機※に代わって大量導入されたために、 あまり大規模に採用されることもなく比較的地味な存在となりました。 電子交換機の導入が優先された大都市の居住地域(大阪市鶴見区・城東区・東京都世田谷区などなど)では、 郊外のベッドタウンよりも実はディジタル交換機の導入が遅かった場合もあります。 当時 NTT が提供していたほとんどのサービス(料金明細・テレジョーズ・ID(新電電に対する番号情報送出機能)・ダイヤル Q2の発信規制など)は電子交換機でも提供できたから。 しかし、インターネットの普及と、 交換局間のすべての伝送路のディジタル化であっけなく没落。 電子交換機はノイズが多く、 電話研究家(電話マニア)にとっては漏話や制御音などが楽しめる絶好のターゲットでもありました。 ちなみに、電子交換機はインターネットの普及で、 末期には一部ユーザーから嫌われることに。 それは、アナログダイヤルアップ接続に 56kbps が登場したからです。 この 56k 通信では、 変調・復調(ディジタル←→アナログ変換)の過程を減らして通信速度を速めるというものでしたが、 これには、電話交換機がディジタルであることが必須でした。 なぜなら、交換機がアナログなら、 交換機が変調・復調作業をしてしまうからです。(変調・復調過程が 56k を維持するまでに減らせない) これではせっかくモデムが 56k 通信をしようとしても、 交換機が速度低下の原因になります。
電子交換機はプログラム制御ではあったものの、 通話スイッチに電磁部品が使われた。 都市部では1990年代後半までダイヤル後のノイズ「カチャン」「ケーン」という金属音をお聞きになっていた方も多いはず。 ちなみに、クロスバー交換機で音が出るバーに当たった場合、 ダイヤルすると「カチャーン」「カチャーン」とバネが振動する音が聞けた。 クロスバー交換機はバーによらず、 選択信号(ダイヤル)の受付が終了し、 中継交換機に番号情報を送出する操作に移るときに、 「ガチャポン・・・プツ」と必ず聞こえる。 電子機が「カチャン」と軽めの音に対して、 クロスバー機はちょっと重めの「ガチャポン」。 ちょうど、バーがどこかに収まるようなイメージの音。 この微妙な交換機の動作音などによって交換機を判別する方法は、 「電話の本」(三才ブックス)シリーズで何年か執筆しているので参照するとおもしろい。 だいたい巻末の方に書かれている。 おおよそ「都の南西」というペンネームを使っていた。
度数計フィルム読取...
これは、電話料金メーターの読みとりに関する検査ですが、 検査内容よりも、 検針方法についての説明文を注目して頂きたい。
2001年11月3日と11月5日付けの本ページで怒り狂った例の「ドコモの無料通話扱い事件」を考える際の参考資料となります。
度数検針はあくまでも検針の瞬間を撮影するものであって、 通話途中でも撮影された度数をもって該当月の料金は締め切られます。 これは現在の NTT 地域会社の検針方針も基本は同様です(※1)。 前回はこれをテレホーダイの例や、 実際に料金センターに電話した話を交えながらご説明しました。

今回の「無料通話扱い事件」においては、 株式会社エヌティティドコモの料金担当課長は、 「終話時に一括して料金が発生する仕組み」の一点張りでした。 ご存じの通り、 電気通信事業はその料金を総務大臣に届け出(かつては郵政大臣に認可申請)しなければなりません。 それには、 その根拠となる約款の改定を伴わなければなりません。 しかし、調べたところ、 電電公社を前身とする株式会社エヌティティドコモが、 そのような手続きをとった形跡は確認できませんでした。 (料金担当課長氏も把握していない) つまり、本来、検針の瞬間に該当月の通話料金等が確定するシステムであるはずにもかかわらず、 株式会社エヌティティドコモは正当な届け出や認可を受けずに、 しかも、ユーザーに周知徹底することもなく(※2)、 変更しているということになります。

「約款に明確な規定がないのだから、 料金確定方法は電気通信事業者の裁量ではないか」 というご指摘がありましたが、 株式会社エヌティティドコモが新規に設立された会社ならそれも通用するのかもしれません。 しかし、何度も申し上げているように、 電電公社の事業を引き継いでいる以上、 また、ユーザーに何の周知連絡もない以上、 数十年続いてきた電電公社の料金確定方法をも踏襲していると考えるのが一般的であると思います。 従って、周知なしに料金確定方法を変更することと、 それによってユーザーが不利益を被ったことに対して、 不明確なまま実行している「通話料金は終話時に確定する」という一方的な主張はあまりにも理不尽であると言わざるを得ないと思います。

そこまでドコモ嫌いなら、 さっさとキャリア替えしろ!と言われますが、 長年使っているとなかなか今さらってところがあります。
※1
ただし、昔のような撮影検針ではなく、 コンピュータ(交換機そのものがコンピュータのようなもの)での検針。 料金計算月をまたぐ場合、 日付(料金計算月)をまたいで最初に到達する課金ポイントで請求月が分割される。 例えば、毎月20日が締め日の場合で、 20日の23時58分に市内通話を開始した場合、 次の課金ポイントは4分後なので21日の0時02分となる。 このような連続した通話の場合でも、 21日の0時02分までは前月の料金として処理され、 21日0時02分以降が次の料金計算月の請求となる。
ちなみに、料金計算月はまたがずに日付のみをまたぐ通話の場合は、 当然このような取り扱いをしない。 しかし、前日から開始した連続した通話が午前4時を超える場合のみ、 料金明細上通話が分割されることになる。(料金請求月をまたぐものではないので、 請求上まったく意識する必要はないし、 一般ユーザーは料金明細内訳書を取らない限り分からない。) この「分割表示」のルールも、 午前4時を過ぎて最初に到達する課金ポイント前後で分割する。 基本ルールは同じだ。
※2
唯一、エヌティティドコモ東海が web サイトで掲載しています。(「月をまたがる通話の場合...」)
会計検査院のページを見ていたのに、 結局、電気通信関係の検査結果ばかり見てしまっていました。 しかも、リンク程度のつもりが、 少しコメントをつけて、 そのうち調子乗ってどんどん文字量が増える増える。 最後には昔の話をほじくり返すありさま。 ま、他にも様々な分野で様々な検査結果が報告されていますので、 暇つぶしにぜひご覧ください。
2月24日

琵琶湖環状線

23日付朝日新聞朝刊から。 現在、大阪近郊区間(アーバンネットワーク)の新快速は、 滋賀県の長浜(北陸線)から姫路(206.1km)や播州赤穂(237.3km)を往復しています。 湖西線回りは永原から姫路を往復しています。 快速列車(俗に言う「区間快速」。京阪神の複々線激戦区は快速運転。複々線でも独占の滋賀は各停。複線の西明石以西も各停。)は米原から網干(208.7km)や上郡(233.2km)、 大垣から網干(244.6km)を往復しています。 (純粋普通列車は西明石−京都(一部草津)の往復。) 湖西線永原から先、 北陸線長浜から先は交流区間のため、 直流仕様の新快速やかぼちゃは進めません。 特急「雷鳥」でも、 この交直変更区間では消灯する旨のアナウンスが流れます。 (一度も消灯したことがないけど。) この交直変更区間が 2005年を目途に敦賀まで延長されて、 新快速が敦賀発着(播州赤穂まで 275.5km/姫路まで 244.3km)になるとか。 直流区間が敦賀まで延長されることで、 大阪発琵琶湖一周する「琵琶湖環状線」(173km)も走らせるとか。 かつて交流区間だった長浜が直流化され、 新快速が乗り入れたことで人口が 10%増えたとか。 JR 西日本の交流区間は北陸線方面だけだと思うので、 このまま直江津(新潟)まで直流化して、 新快速が直江津発着になって北陸新幹線もどき大阪方面行きになったりして。(564km)
2月16日

天然温泉

最近、奈良県北部ではあちこちで天然温泉がわき出ているそうな。 虹の湯(上牧町)や、 ゆららの湯(奈良市八条)など、 掘れば出るといった印象です。 私の住む平群でもかんぽの宿大和平群で天然温泉が出たとのこと。 掘ればどこでも出るのか、 それとも生駒山が元気になってきたためか。 いずれにしても、観光スポット+温泉で居住・観光地域としての価値を高めるのがいいでしょう。

温泉に関連して、先日、城崎へ行ったとき、 城崎駅前の「さとの湯」前に、 足だけを温泉にさらすことができるところ(足湯)があったけど、 これがまた気持ちいい。 汽車(山陰本線非電化区間で現地の文化でしょうか、 ディーゼル車は「汽車」と呼ばれていました。)の待ち時間に無料で足だけ温めることができるんです。 こんなのが、居住地域の最寄り駅にあっても良さそうじゃない? 近鉄元山上口駅は、 かんぽ大和平群の近くだから、 ここらも掘れば出そうじゃないですか。 日中は年配の女性や主婦、中高生が足湯とともに井戸端会議で楽しむ、 夕方以降は仕事帰りのおやぢたちが「ぐはぁー」って言いながら足を温泉にさらして1日の疲れを癒すんですわ。 どうでしょう。

「汽車」の旅
「汽車」(山陰本線香住駅(豊岡−浜坂):2002年2月12日)72.5KB jpg
(写真は今年2月12日の山陰本線香住駅での写真です。)

僕は小学低学年の頃(「おしん」の前年ぐらいでしょうか。小学2年かも。)、 初めて一人旅をしました。 母の実家(おじいちゃん・おばあちゃんの家)が兵庫県の氷上にあるのでここまで教えられたとおりの電車、 列車に乗り継いで行きました。
氷上に行くには国鉄の福知山線を使いましたが、 当時、福知山線は非電化・単線の幹線でした。 急行「だいせん○号」「丹波○号」、 特急「まつかぜ」などが走っていました。
現地までは始発の大阪駅から急行「だいせん」か「丹波」を利用しました。 幼心に、この急行「だいせん」に乗るときの駅ホームとの段差にまず緊張したものです。 そういえば、この急行「だいせん」に乗る前には、 必ず、お茶を買っていました。 当時はペットボトルのようなものは当然なく、 国鉄の旅と言えば、 プラッチック容器に入ったお茶パックが基本でした。 薄緑のふたを開けて、 渋〜いお茶をすすりながら車窓から田園風景を眺めるのがなかなかよろしかったです。
途中、特急列車の通過待ちというのがあり、 特急(「まつかぜ」でしょうか。ズバリ見た記憶はありません。)に抜かれたり、 対向列車とのすれ違い待ちがありました。 車内は比較的空いていたように記憶していますが、 列車は随分と長かったように記憶しています。 車窓から同じ急行の先頭車両が見えたように記憶しているぐらいですから。 検札に来た車掌に「僕一人?えらいねぇ」などと声をかけられたりもしました。 柏原(かいばら)駅(氷上郡柏原町)に到着すると、 列車とホームとの段差をピョンと飛び降りて、 心配そうにホームまで迎えに来てくれている祖母のところまで駆け寄りました。
帰りは祖母におみやげをたくさんもらって、 柏原駅のホームまで送ってもらったものです。 この地域・・・というか、 基本はそうで都市部が異常なのかもしれませんが、 ホームに入るには「ただいまから○○時○○分発、 急行○○の改札を始めます」という改札係の合図があって初めて入れました。 これは、先日、香住駅(兵庫県城崎郡香住町:山陰本線)でもそうでした。 往路とは違い、 復路は始発駅からの乗車ではないので、 車内はすでにビールのにおいやおつまみのにおいがしたものです。 ディーゼル車のエンジンの音が高鳴り、 「汽車」が動き出すとおばあちゃんが遠くなっていくので寂しさを感じたものです。
母の実家や先日の香住でもそうでしたが、 兵庫県の北部では「列車」「電車」とは言わずに、 「汽車」と言います。 福知山線は国鉄時代末期にすでに全線電化され、 「かぼちゃ」や旧新快速の車両、 最近では民営化後造られた白い車両(221系という形式)までが走っています。 にもかかわらず、やはりいまだに母の実家では「汽車」と呼んでいます。
さて、「汽車」は例によって行き違い待ちや特急の通過待ちなどでのんびりと終点の大阪駅を目指します。 途中、少しずつ田園、山岳風景が工場などの人造物に変わっていき、 僕の乗っている急行列車はいつしか水色の電車と併走するようになります。 そして、オルゴールの音(158KB mp3 MIDI音源で復元)(先日乗車した特急「はまかぜ」でも健在でした。本格機材を持ち込んだ方が録音されておりました。プロかも。)が鳴り、 列車が大阪駅に到着します。
放送前に流れるオルゴールの音には3種類あるようで、 一つが気動車で使われるもの。 鉄系のページによると、 チロル民謡「牧場の朝」の一節だとか。 次に、客車で使われるもの。 同じく鉄系ページによると、 ハイケンスのセレナーデの一節だとか。 最後に、電車で使用されるのがおなじみの「鉄道唱歌」。 他にも、電子音版や民営化後のオリジナルがあるらしいですが、 これらは邪道ですわ。 そういえば、数年前に東京からの帰り、 寝台急行「銀河」で帰ったときのこと。 確か、電子音だったような。 旅情もへちまもぶちこわし・・・だと思います。 オルゴール万歳。。。
このオルゴール、某オークションでえらい金額で落札されようとしています。 時限リンクですがお暇ならご覧ください。オルゴールの正体が分かっておもしろいかも。アナログチックな装置が Good!
大阪駅では母が迎えに来てくれており、 関西本線乗り入れの奈良行き快速で帰ったものです。 うちの文化として、 国鉄で旅行するときは大阪駅からでも関西本線回りで王寺駅まで行き、 近鉄生駒線で帰りました。 単に大阪駅(大丸とか)まで行く場合は、 近鉄生駒・鶴橋経由で大阪駅まで行きました。
小さい頃は結構旅行に連れて行ってもらっているので、 先日の「はまかぜ」での旅行でも昔を思い出すことができ、 懐かしい思いができました。 一度、ローカル線の旅なんかをやってみたいところですが、 ローカル線は「汽車」の本数が少ないし、 「汽車」でも今では「近代的」な JR 製に置き換えられているところも多く、 雰囲気もへったくれもありません。 まぁ、現地の方々にとって、 古い化石級の「汽車」より、 都市部並みの投資が切望されているのでしょうから、 懐かしさだけに国鉄車を押しつけるわけにもいかんでしょうが。。。

福知山線や急行「だいせん」、急行「丹波」について、 例によって Yahoo! あたりで検索すると「ざっくざっく」出てきます。 鉄道ネタは素材が特に豊富です。
2月8日

大阪変圧器ロゴ 大阪變壓器

日本橋の電気街から少し離れたところに、 日本最古の鉄筋コンクリート住宅だった「(大阪)市営南日東住宅」がありました。 大阪市が1933年(昭和8年)に建設したこの住宅は、 当時は珍しい水洗トイレやダストシューターがあった「ハイカラ」な物件だったそうです。 「ハイカラ」さはあるものの、 かまど用の煙突があるなど、 当時の生活様式の面影も残していました。 空襲で周囲の木造住宅が消失しても、 この住宅は生き残りました。 戦後、手狭になった住居に住人が「出し家」と呼ばれた増築を繰り返した結果、 軍艦のような形になったことから、 「軍艦アパート」との異名を持ちます。 この市営南日東住宅は、 建て替えのため2001年秋から取り壊されました。

南日東住宅は取り壊されたものの、 周辺に同様の「軍艦アパート」がまだ現存します。 (北日東住宅、下寺町住宅) 写真を撮影して掲載したいところですが、 他人の住居を撮影して掲載することに対しては抵抗がありますので、 差し控えます。 そのかわり、 「軍艦アパート」の検索ワードで検索すれば、 写真が「ざっくざっく」出てくることをお知らせしておきます。
大阪変圧器 3.3KV 柱上変圧器 50.2KB
さてさて、今回は、 「軍艦アパート」の周辺で見つけた珍品の紹介です。
上の写真は大阪変圧器(現・ダイヘン)の 20KVA の柱上変圧器の「化石」です。 何が注目に値するかと言いますと、 この変圧器は現在電柱に上がっている柱上変圧器(写真左上)とはまったく違うもので、 1次電圧が 3300V 時代の変圧器なのです。 ご存じの通り、現在の配電は、 6600V で行われています。 6600V が柱上変圧器で 100V 〜 200V に減圧されます。 昔は、3300V で配電されていたのですが、 需要増の対策として 6600V に昇圧されたそうです。 写真の変圧器は錆が出ており茶色っぽいですが、 これはもともと黒く塗られていました。 昔の写真集などの記録物で注目するとおもしろいでしょう。
大阪変圧器 3.3KV 柱上変圧器(銘板)47.4KB
ところで、大阪変圧器は九州電力との合同出資で九州変圧器(現・キューヘン)を、 四国配電(四国電力)との合同出資で四国変圧器(現・四変テック)をそれぞれ設立しています。 ロゴマークはいずれも大阪変圧器に非常に似ています。 現在はロゴが変わっておるようで、 柱上変圧器のロゴも高松では新バージョンを見ることができました。 九州はどうなんでしょう。
九州変圧器ロゴ 九州変圧器ロゴ
四国変圧器旧ロゴ 四国変圧器旧ロゴ
ちなみに、各電力会社は地元の変圧器だけを仕入れるわけではありませんが、 やはり地元の変圧器を愛用する率は高いようです。 関西電力は圧倒的にダイヘンが多いのですが、 松下、三菱、東芝、日立、愛知電機(多い)、ノーブランドなどかなりバラエティーに富んでいます。 最近はロゴマークのないノーブランドが目立っているようです。 私の家の前の変圧器もノーブランドです。 高岳製作所(東京電力が多用)の変圧器は、 鉄道用(JR)で見る他は関西電力が使用しているのを見たことがありません。 中部電力は圧倒的多数で愛知電機変圧器(電気チックなビリビリマーク)です。 中部電力の特徴は、 関西電力や東京電力では通常使わない 5KVA の変圧器を多用することでしょうか。 街路灯1つのために関西電力のように 10KVA を使うのは無駄(変圧器のコストと課電損失)ですから、 合理的といえば合理的なんでしょうか? でも、関西電力では昔は 5KVA の変圧器もあったので、 何か事情が変わったのでしょうかねぇ。 東京電力では高岳製作所のが目立ちます。 ダイヘン(キューヘンかもしれない)や愛知電機のもよく見かけます。 高岳さんはロゴマークを変更しており、 新旧入り交じってますね。 旧ロゴはズバリ「」の文字を図案化したようなもの。 新ロゴはおなじみの・・・なんなんでしょうね、何をイメージしたのか分かりませんが、 とりあえず高岳のホームページのタイトルロゴです。 北陸電力も高岳が目立ったような・・・。東北電力と北海道電力、沖縄電力は私の行動「圏外」なので...

普段まったく意識することのない変圧器について、 無理やり注目してみました。 普段まったく意識しないけど、 これがなかったら社会がまったく成り立たないほど重要なインフラが変圧器です。 あなたがいまこのページを見ているのも変圧器のおかげなんですね。 マチナカで一度注目してあげてください。 配電線の世界は奥深くおもしろいものですよ。

つづ・・・こうかな...
1月31日

配慮なき番組のため電話が輻輳

31日19時から全国的に電話がかかりにくくなっている。 これほど大規模な発信規制と輻輳は、 私の記憶では阪神大震災以来で、 たまたまこの時間に通話しようとして発信規制に出くわしたので驚いた。 送話器を上げただけで、 ダイヤル操作をしていない状態ですでに発信規制にかかるという阪神大震災以来の重度の事態はいったい何事か。 テレビで情報収集しようとしたが、 特に事件や事故、災害が発生したわけでもない様子。 ところが、この時間に放送していた「モー。たいへんでした」というバラエティー番組が、 視聴率を取るためにテレゴング(NTT コミュニケーションズ)を使って100人に現金10万円ずつをプレゼントするという企画をしていた。 視聴者はテレゴングの番号に電話して(8.5円/回:NTT コミュニケーションズの売り上げ)、 オペレーターにつながれば、 テレビで発表されるキーワード(変動)を言って、 正解だと10万円当選となる。 はずれの場合は、通常の投票受付アナウンスが流れて終了となる。 電話投票システムを応用した「試み」だ。 どうもこの企画への投票呼が殺到して輻輳が発生しているようだ。

この企画で明日にでもこの番組の公式サイトで視聴率とテレゴングにアクセスした呼数が発表されると思うが、 果たしてこれで視聴率が今回だけ特に上昇したところで、 その結果に何の意味があるのだろうか。 バラエティー番組で視聴者が喜ぶ可能性があり、 NTT グループの通話料収入が増え(今回だけで2億〜3億円の売り上げと推定)、 形だけの視聴率が上がって、 みんなうれしいから万々歳か? 浅はかではないか? そもそもバラエティー番組だからそんなもんどうでもいいのか?

さて、いいモン同士(喜んだ視聴者、喜んだテレビ会社、NTT コミュニケーションと接続料収入で潤う NTT 東西会社、など)はいいとして、 この番組を見ていなかった人で、 通話に支障を来した人、 とりわけ、緊急通報をするために送話器を取った人はどうなるのか。 と、非常時を想定した批判をかますと、 必ず「そんな普段あり得ないことまで想定していたら何もできない。 楽しんだ人が数多くいたんだからいいじゃないか。」などなどの批判を返される。

しかし、輻輳理由が災害ならある程度仕方ないとして、 視聴者にエサをまいて視聴率を稼ぐというような、 いくらバラエティー番組といえども卑怯と言える視聴率稼ぎのために、 全くの無関係者が何らかの迷惑や被害を被る可能性があることを考えれば、 この企画は社会的に大変迷惑な企画であり、 するべきではなかったと言えるのではないか。 大多数が喜んでも、 そのために命の危険にさらされる人が一人でもいれば、 その危険につながる恐れの高い企画はするべきではない。 企業倫理の低さが指摘される中、 今回の軽率な行動も、 テレビ会社や NTT グループの企業倫理が問わなければならないと感ずる。 もし、あなたの家族が倒れたとき、 バラエティー番組の影響で電話が使えず通報が遅れたらどう感じるか、 通報が遅れたために命を落とす家族がいたらどうするか。 そのあたりを考える思いやりのある社会である必要があるだろう。 常に最悪の事態を踏まえた配慮ある行動をする。 このような事態を想定した「危機管理」について、 とりわけ公共性の高い組織(今回はテレビ局や NTT グループ)では特に注意すべきだった。
<輻輳>
詳細は NTT の公式ページPDF版)で。
今回は、市内交換局と中継交換局の双方で輻輳状態となった可能性が高い。

<大規模輻輳の例>
人災:古典的チケット予約が有名。各所からの苦情、NTT からの分散、事前通告要請、 電話以外での予約方法の普及などで現在は緩和。
天災:阪神大震災が有名。送受器を上げた段階で発信規制のメッセージが流れる状態。 今回のテレビの企画でも同様に、 送話器を上げた段階(交換前)ですでに規制がかかった。

<緊急通報の目安>
秋田県内だけで2001年1年間の110番通報は9分12秒に1件。 全国では1998年警察庁のデータから、 4.6秒に1回の110番通報。うち携帯電話等からの通報は3割強。 全国規模で火災・救助要請や海難救助要請などを合わせるとさらに緊急通報数は多くなる。 2001年には、携帯電話からの通報が有線電話からの通報を上回るようになったが、 高齢者の大多数は有線電話しか持たない。 高齢者は救急車を要請する可能性は高い点を軽視してはならない。 (2001年に携帯電話から行われた110番通報の割合。秋田県・・・1万4277件で51・3%/愛知県・・・22万4000件で51.4%/千葉県・・・47%)

1月12日

最後の講義のあと

金曜日に現在の学籍では最後の講義がありました。 あっという間に月日が流れていったという感じです。 さて、4月からは・・・

金曜日の最後の講義は法学部の講義だったために、 京都市内の学舎に行っていました。 その帰り、大学発京都駅前行きの市バスが千本中立売(せんぼんなかだちうり)の停留所で乗客を降ろし終わったときに、 後方より接近してきたトラックがバスの右後方に接触しました。 破損片が飛び散るような大きな事故ではなく、 軽く接触した程度だったのですが、 バスはそこで運転を打ち切られ、 乗客は全員後続のバスに乗り換えました。 僕はバスに乗るときは右列の一番後ろに座りますが、 接触はこの右側後方ですので、 接触角度と位置がずれていればガラスが割れており、 僕がガラス片をかぶっていたことでしょう。

木曜日は生駒市内で奈良交通バスがトラックに追突されけが人が出たばかりですが、 明日は我が身ですよ。 「所詮人ごと」と思っているアナタ!

「平成13年度版」犯罪白書

僕は趣味で5年ほど「日本刑事政策研究会」の会員をしています。 会員特典は、 最新の犯罪白書(定価等示されていない)と会報「罪と罰」が送付されます。 「平成13年度版」の犯罪白書から、 サイズが A 版(警察白書や通信白書のサイズ)になり CD-ROM まで付いています。 本誌は小学校の教科書よろしく単に表やフォントが大きくなっただけのように見受けられるのですが、 CD-ROM のデータは本誌の内容をそのまま PDF ファイルとして収録しているので、 これはかなり使えます!さらに、Excel 形式で各種データも収録されていました。 随分と使える白書になったかもしれません。 価格は従来が1760円だったのですが、 今回は2380円になっています。 もっとも、刑事政策研究会の会員だと会費に含まれるので関係ありませんが。
1月10日

フレッツ ADSL 8M(その2)

先日、フレッツADSL 8M の「申し込み」が NTT の web 上で始まったかのように見えましたが(6日〜7日に確認)、 その翌日、改めて確認すると、 「サービス未提供エリア」と「判定」されました。(8日16時頃) 不審に思い、 NTT 奈良 IP 担当に電子メールで問い合わせたところ、 「お調べさせて頂きましたところ開始日等詳しく決まっていません。」旨の返信が来ました。(10日15時頃) web 受付システムの不具合かどうかは触れられていませんでしたが、 提供予定が未定の地域で受け付けていたということは、 やはり受付システムの問題だったのでしょう。

ところが、このメールを受け取った10日に、 また申し込みの受付が有効になりました。 「ここで申し込んだらあとでどのような連絡があるだろう」と思い、 試しに申し込み手続きをやってみました。 受付が終了し、 受付番号が発行されました。

ところが、今回の申し込み受付は受付システムの不具合ではなさそうで、 各府県エリア情報が10日付で更新され、 奈良県のサイトも更新されました。 これによると、奈良県平群町でも受付が開始された旨が公式発表されていました。

試しに申し込んではみたものの、 結果的に 8M サービスの申し込みが有効になってしまったようで困惑しています。 申し込むにしても6月に BIGLOBE の取り次ぎサービスで、 さらに半年間月額250円にするつもりでしたから。 また、フレッツ 8M ではモデムのレンタルがないとか。(18000円で買い取り) 今回もお断りしようか...

<参考ページ>
RBB TODAY ニュース
RBB TODAY
1月7日

CBR600F
CBR600F 写真2(撮影:EPSON カラリオ CP-100:30万画素) 31.4KB jpeg 65536色
昨年12月29日にバイクを引き取りに行きました。

いいですねぇ。600cc のパワーは。 今まで、250cc に乗っていただけに今回のバイクはすごく乗りやすいように思います。 一般道路を走行するのに、 ほとんど回転数を上げる必要がないために、 穏やかで落ち着きのある運転ができます。 リッターバイクならもっとパワーを楽しめるのかな・・・と早くも 600cc の次のことまで考えてしまいました。 2月にはこのバイクで埼玉の家主宅等に行ってみようと思います。

ところで、この手のバイクでは常識なのかもしれませんが、 荷物はまったくといっていいほど載せられないのには驚きです。 Bandit のようにシートの下が簡単にキーで開閉でき、 盗難防止セットや網、 軍手、ぞうきんぐらいは常備できると思っていたのに、 シートは開かないし、 そもそも小物を入れるスペースがないので驚きです。 かろうじて、 車検証や車載工具を押し込む場所はあるものの、 カウル(車体を覆っているプラッチック)をはずして出し入れするように設計されているため、 軍手やぞうきんなどを収納しておくには不向きです。 さらに、ヘルメットホルダーにヘルメットを引っかけた状態で、 走行できないのです。 ヘルメットを引っかけた状態で走行しないのは原則なのかもしれませんが、 ちょっと誰かを乗せる場合など、 引っかけた状態で走行することもあるでしょう。 ところが、このバイクはヘルメットがタイヤに接触するため、 引っかけた状態で走行できないようなのです。 随分と実生活では不便そうです。

フレッツ ADSL 8M

先ほど知ったのですが、 私が住む平群町で、 フレッツ ADSL の 8M の申し込みが始まったようです。 1.5M サービスの時は、 申し込み開始=サービス開始だったので、 すでに使える状態なのかもしれません。 工事予定が11日に入っているので、 11日に開通でしょうか。。。

一瞬、早まろうかとも思いましたが、 ここにいつまで住んでいるか分からないし、 せっかく 1.5M サービスで BIGLOBE の月額250円が適用されている(はず)ので、 しばらくは 1.5M サービスにしようと思います。 実際のところ速度は必要ないですし。 web 閲覧程度に 1.5M もいらんで。ホンマ。 DLマニヤや、UGマニヤなら速ければ速いほど「仕事」が効率的でしょうけど。

このページについて
「ぱらだいす」移転イメージ 2.56KB png 256色
「ぱらだいす」は今年度で終了します。 本当は2001年末までに未完成部分や更新が必要な部分(Windows に関する部分)を仕上げて、 「主宰者雑感」も公開は終了させておこうと思っていましたが、 未完成部分や更新が必要な部分の完成までにはもうしばらく時間が必要です。 で、「さくら」サーバーから「ぱらだいす」のデータを消去するまで(2001年度中)は「主宰者雑感」は残します。 未完成部分や更新が必要な部分については、 時間を作り出すよう努力し、 なるべく早くに更新していくようにします。 なお、「ぱらだいす」の基本的なデータは「さくら」サーバーから消去した後も、 無料サーバーの上で更新されないページとして一定期間保存します。 もし、今年度中に未完成部分や更新が必要な部分の更新ができない場合、 これらは無料サーバー移行後も必要に応じて更新されることになります。 無料サーバーに保存する予定のデータは、 Windows に関するものとします。 「落書き広場」については、 固有名詞が多く出ている関係から無料サーバーには移しません。 ご意見がありましたらメールでお知らせください。

#「白い巨塔」・・・山崎豊子さん原作の小説(新潮文庫)を連続テレビドラマ化したもの。 原作は高校生時代に大変興味深く読んだ記憶がある。 ストーリーはもちろんおもしろいが、 ドラマ化されてから相当年月が経過しているので、 撮影舞台や俳優に注目するのもおもしろい。 大河内教授役の加藤嘉(かとうよし:本名かとうただし:同じ字)さんはなかなかのおじいさん役で Good! 財前五郎役の田宮二郎さんはうまく財前のキャラクターを演じたものの、 このドラマの放送終了直前に猟銃自殺したのは有名な話。「(あなたの心臓に挑戦する)クイズタイムショック」の初代司会でも有名。
「白い巨塔」はフジテレビが制作したドラマだが、 撮影場所はストーリーの舞台である大阪であることが、 風景や電柱から伺える。同じ富士テレビのドラマでも、 「ナニワ金融道」などは、 電柱の配線パターンが明らかに東京電力。
DVD が発売されている模様

#「サザエさん」・・・6日のスペシャルは笑えた。 サザエらが大阪のマスオの実家に行く話だが、 外国人が抱く日本人のイメージをビジュアル化したように、 古典的な関西のイメージをイメージのまま作品化した傑作。 あからさまに不自然な関西ことばを乱用するところからしても、 これはウケねらいのほかの何ものでもないと思う。 むしろ、このウケねらいの開き直りとも取れる作品化は素晴らしいと思う。
2001年後半の「雑感」
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